税理士試験 財務諸表論
財務諸表論という科目は簿記論と似て否なる科目です。
簿記の知識として複式簿記のルールはもちろん必要ですが、財務諸表論という科目の主たるものは「財務諸表を作成する」というところにあります。
仕訳帳や伝票から流動的に試算表を作成するのが簿記論の役目だとすれば、財務諸表論はその先の貸借対照表や損益計算書、はたまた利益処分案やキャッシュフロー計算書の作成がその役目なのです。
会社法会計に従った各種財務諸表の様式等の作成やそれに対する理論、その他学問的なものを学ぶ科目です。
簿記論はゲーム、税法科目は法律学という側面があります。財務諸表論はそれとはまた別個の学問を学ぶという側面が強いです。なので、人によっては深みのある財務諸表論という学問にはまっていきますし、個人的には全ての税理士試験科目の中で一番面白味のある科目がこの財務諸表論ではないかと思います。
実際に税理士試験科目の中で比較的高めのゴウカク率を保っていますし、実際にゴウカクしやすい科目ではないかと思います。
▼ゴウカク体験記
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